妊活にオススメ！身体を温めるマッサージ法

1 妊活中こそ、マッサージで手足を温めよう！
2 妊活の大敵！冷えを解消するセルフマッサージ
- 2.1 肘から指先まで
3 下半身のマッサージは妊活には欠かせない！
- 3.1 膝下から足先まで
4 ぜひ使ってほしいマッサージ効果アップアイテム！
- 4.1 アロマオイル
- 4.2 ボディクリーム
5 妊活中の身体を温めるマッサージ法ーまとめー

妊活中こそ、マッサージで手足を温めよう！

私、手足の先が冷えちゃう「末端冷え性」なんです・・・。

女性でこのような方は、たくさんいらっしゃいます。

私、ヤマチもそうです！
夏でも足は冷えることがあります。
冬なんて最悪です・・・。

あなたはいかがですか？
夏の暑い日でも靴下がないと足が冷えてしまったり、冬には氷のように手足が冷えてしまったり・・・。

身体はさほど冷えていないのに、手足の先だけ冷え切ってしまう・・・。

そんな症状で悩まれている方は少なくありません。

末端が冷えてしまうのは、明らかに「血流」が悪くなっている証拠です。
血流が悪いために、心臓から一番遠い手足の先まで、しっかりと血液が行き届かないのです。

この末端の冷えで、皆さんが大きく誤解していることがあります。

先ほども書きましたが、「靴下をはいて足を温める」とか、「カイロで手を温める」という行為です。

確かに、一時的には温まります。
でも、根本的な解決になっていないため、いつまで経っても手足の冷えは収まりません。
というのも、靴下やカイロで血流が良くなるわけではないからです！
そのため、冷えを解消することまでに至っていないのです。

そんな冷えに一番効果的なものこそ、『マッサージ』！！

マッサージは、血管の中でも特に「静脈」や「リンパ」の巡りを良くする効果があります。
運動などで緊張状態になった筋肉をほぐし、気分を和らげ、リラックス効果もあります！

マッサージサロンに行ってマッサージしてもらうのも、すごくリラックスできますよね！

しかし、運動同様、マッサージも毎日継続して続けてほしいものでもあります。
毎日マッサージサロンに行くのはとても無理ですよね・・・。

そこで大切なのが、“自分でできるセルフマッサージ”です！

ということで、今回のテーマは『妊活中にやってほしいセルフマッサージ』です！
冷えを解消するセルフマッサージの方法、ポイント、コツをご紹介します！！

妊活の大敵！冷えを解消するセルフマッサージ

肘から指先まで

肘から指先にかけては、とても大切だツボがたくさんあります。
そのため、肘から指先をマッサージすると、全身に良い効果があらわれやすいんです！

早速やってみましょう！

肘

肘のマッサージ

肘から手首に向かって・・・
①腕の両端をつかむような感じでマッサージする。
②腕の内側と外側の、真ん中ラインを押していくような感じでマッサージする。

①②のマッサージをしていて、痛いところがあったら強めに押してみてください。
ただし、強く押しすぎず「気持ち良い」くらいの強さで押すこと！
あるいは、少し強く押すと「気持ち良い」と感じるところを探しながらマッサージしても良いでしょう。

手の指

指の付け根から爪先にむかってマッサージします。
そうすると、指の付け根の血液が爪先まで流れていきますよ。

爪先まで流れていった血液は、反動で自然と指の付け根に向かって流れ込んできます。
この繰り返しで、血液がスムーズに流れていくようになるのです。

手の指のマッサージ

指の付け根から爪先に向かって・・・
①指の甲側、手のひら側を、反対側の手の人差し指と親指で挟んで揉んでいく。
ちょっとずつずらしながらマッサージする。
②指の外側を、反対側の手の人差し指と親指で挟んで、同じようにマッサージする。
③片方の５本の指１本ずつ、①②を行って、終わったらもう片方のての指を同じようにマッサージする。

回数的には、多く行う必要はありません。
両手の指を一通りマッサージするのを１サイクルとすると、２サイクルほど行うと、急激に手が温かくなってきますよ！

手のひら

手のひらにもたくさんのツボがあります。
手のひらのマッサージを行うことで、全身の血流を良くすることができますよ！

手のひらのマッサージ

①立って、片方の手のひらを上に向けてテーブルの上に置き、もう片方の手の指で押さえつけるように、少し体重をかけてマッサージする。
②外側の親指側から、右手は時計回りで、左手は反時計回りに回すように押していく。
親指の付け根の膨らんでいる部分→人差し指から小指にかけての膨らんでいる部分→小指の下の膨らんでいる部分→手のひらの真ん中
この順でマッサージする。
これら４箇所を全て押すと、手のひらの重要なツボが全てカバーできる！！

自分の胸の下方に手のひらを置くようにすると、力を入れやすいですよ！
指だとあまり力が入らないようでしたら、こぶしで押して行っても良いです。

手の甲

手のひらをマッサージするのと同時に、手の甲もマッサージすると、より効果的ですよ！

手のひら、手の甲のマッサージを行う時に、まず片方だけをやってみてください！
やってない方の手と比べると、温度の差がはっきり分かると思います！

ぜひ今、やってみてください！

手の甲のマッサージ

反対側の手の親指を甲側に、人差し指を手のひらに添えて挟むようにして押す。

手の甲のマッサージの時には、立って行う必要はないです。
特に、親指と人差し指の間の部分には重要なツボがあります。
ツボの部分を重点的に行うと、手が温まりやすいですよ！

いかがですか？
ここまで肘から指先までのマッサージをご紹介しました。

では次には足の膝から爪先までです！

下半身のマッサージは妊活には欠かせない！

膝下から足先まで

あなたは『第二の心臓』という言葉を聞いたことはありますか？

この『第二の心臓』は２つあります。

よく知られているのは、“足の裏”です。
その理由は、身体の様々な内臓や器官に働きかけるツボがたくさんあるからです。
２つ目は、最近注目されている“ふくらはぎ”です。

「血液」は、心臓のポンプの働きによって動脈を通って前身に運ばれていきます。
これを“往路”だとします。

運ばれた先で役目を果たした「血液」が、静脈を通って心臓に帰ってくる“復路”でのポンプの働きをしてくれるのが、“ふくらはぎ”なのです。

“往路”とは違い、“復路”で「血液」が流れていく時には、心臓ではなく、周囲の筋肉の収縮がポンプの働きをします。

人間が立っている時には、重力によって足の方に「血液」がたまりやすくなっています。
“ふくらはぎ”の筋肉がそれを押し上げるポンプとして働き、「血流」が滞るのを防いでくれているのです。

以上のように、身体のコンディションや「血流」を整えてくれる部分をしっかりマッサージすることで、身体全体のコンディションが整い、血行促進に繋がるということになります。

では、早速あなたもやってみてください！

膝から下の部分のマッサージをする時には、床やベッドにあぐらをかいて座って行いましょう。

ふくらはぎ

ふくらはぎのマッサージを行う時には、「真ん中」「内側」「外側」の３本のラインを意識してマッサージしてください。
『脛骨（けいこつ）』と指で、ふくらはぎの筋肉を挟むようにしてマッサージすると、ちょっとの力でしっかりとマッサージができますよ！

ふくらはぎのマッサージ

①まずはふくらはぎの「真ん中」から始める。
あぐらの姿勢で、両手の親指を重ねるようにして、脛骨の方へグッと押す感じで、膝下から足先に向かって、気持ちよく感じて痛くない程度に押していく。
②①の動きをアキレス腱まで行う。
③ふくらはぎの「内側」「外側」の、①②と同様にマッサージする。

①～③を両足行い、３往復を目安に行ってください。
３往復くらい行うと、初めて押して痛みを感じたところも、痛くなくなるなどの変化がみられるなど、効果が感じられるでしょう。

足の裏

次に足の裏です。

足の裏なら、健康サンダルとか青竹ふみみたいなのでもマッサージできるんじゃないの？

こう思った方もいるかと思います。

でもやはり、人の手で行う方が効果的なようです。
是非、やってみてくださいね。

足の裏のマッサージ

①あぐらの状態で、両手の指をかさねて、足の甲と足の裏を挟む。
②①の姿勢で「身体を押していく」ようなイメージで揉み込むようにマッサージする。
③特に、足の裏の真ん中のラインが重要。
ここをしっかり両手で押さえるようにマッサージする。
さらに、土踏まずと指の付け根もしっかりマッサージする。
④かかとは腰周りのツボがあるところなので、しっかるマッサージする。